親鸞聖人逗留、戸隠山で三尊来迎の御影を合作◇建暦元年 (1211)
 法然の専修念仏停止事件に連座して越後に流されていた親鸞聖人が、建暦元年(1211)放免されて関東に向かう途路、善光寺を訪れ、兄弟弟子であった苅萱道心の寺(西光寺)に50日間逗留したとの伝承が残っています。親鸞聖人は、1日に一体の名体不二の名号を遺し、また、刈萱道心とともに霊峰戸隠山に登り、両界山で、三尊来迎の御影を合作したと云われています。


前へ 3/10 次へ